天カセ4方向 2台 入替工事(既設配管流用)
こちらは、天カセ4方向 2台を入替工事をさせていただきました。
今の4方向は正方形がほとんどですが、昔の4方向は、長方形のがありましたので、天井開口が大きくそのままですと、隙間ができてしまいますので、ワイドパネルを追加施工いたしました。
冷媒配管は安易に入替できない状況ですので、既設配管流用です。ここ数年前から、エアコンが既設配管に対応しているのもありますし、工事コストも下げれますので、既設配管流用入替工事が多いです。
既設配管流用について
先日、別のお客様の所で上記とは違うメーカーのハウジングエアコンの既設配管流用にて入替工事をさせていただきました際、メーカーの仕様書を確認しましたら、既設配管流用可能だけど古いエアコンと冷媒のオイル種類が違うので、冷媒配管内のオイルを追い出す窒素ブローを実施必要との事でしたので実施致しました。(この作業指示は、メーカーや機種によって違いますので、すべて窒素ブローをしないといけないわけではないです)
取り外すエアコンが動けば、冷房運転をしばらくかけてから、室外機にガスを閉じ込めるポンプダウンをすれば、あらかたガスと一緒にとオイルも室外機に閉じ込めれる認識でしたが、こちらの、エアコンも動きましたので、ポンプダウン後に室内機を取外した後に、室内機側でループをかけてから、室外機側から窒素ブローを実施しました。そうしましたら、思わぬオイル量がでてきましたので、改めて窒素ブローの大切さを再確認しました。
このあたりの作業指示は、メーカーや機種によって違います。ドライヤーが室外機に内蔵されているタイプ・内蔵タイプだけど設置後に洗浄運転をかけないといけないタイプ・ドライヤーを冷媒配管の途中に取り付けるタイプとかいろいろです。このあたりをあまり気にせず、施工されている工事屋さんもたまに見かけます。当店はせっかくの新品エアコンですので、しっかりした工事を心がけております。